知らないこと

音楽の話。音数が多ければ良いというわけでは勿論ないけど、多ければ多いほど、複雑であればあるほど安心してしまう。これは音楽についてなにも知らないからだろうか。複雑な音がハマると「おお!」となるけど、単純な音がそこにハマるのは当たり前に思えてしまう。これは良く出来た単純な音楽しか聴いていないからか?ゲームで考えてみると…、単純なゲームほど、センスを問われる。複雑で面白いのは当たり前。そんなものなのかなぁ。となると、多くの音楽を聴いていない人間の「好き」に価値はないのだろうか。そんなことはないと思いたい。多くの音楽を知らないという視点、多くの音楽を知っているという視点。どちらが優れているではなく、それぞれの視点である。そう、思いたい。ただ、にわかゲーマーのことはバカにしてしまうかもしれない。私の耳もバカにされるのかな。好きな気持ちを大事にしたい。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』感想

ファンタビの新作をみようと思って、復習として観た。映画館ぶり二度目。ハリーポッターが大好きなので期待していたのだけど、あまり好きではなかった。

 

初めて見た時も思ったけど、とにかく雑。あえて複雑にしているんだろうけど、面白さに繋がっていない。固有名詞がバンバン出てくるのも相まって、置いてけぼり感がずっと続く。終盤で映画のテーマを堂々と宣言してくれた後は何となくついていけるんだけど、それまでは何を見せられているんだろうという感もある。jkローリング初の脚本とのことだが、原作に徹していた方が良かったのではないか?と思ってしまった。

 

絵的にもつまらない。箒は使わず、姿表しで瞬間移動。ビーストのデザインは悪くないんだけど、能力が陳腐なものが多い。ファンタスティックビーストというからには、もっと驚くようなビーストが見たかった。あとラスボス的なやつがただのパーティクルだったのも拍子抜け。

 

ハリーポッターを期待していたせいでガッカリ感が強かった。しかしハリポタとは違うマグル側の世界を中心とした展開は地味ながら新鮮さもあった。放り投げられている部分も多いので、続編に期待する。